大手ハウスメーカーで家を建てた体験談

 

2年前に大手ハウスメーカーで注文住宅を建てました。打ち合わせは半年以上続き、外壁や内装、コンセントの配置など細部にわたり調整を繰り返しました。そして打ち合わせ開始から約1年後に晴れて新築我が家に入居することができました。木造2階建ての建坪で約35坪の我が家は、総額5千万円台前半の金額がかかりました。予定予算4千万円台をオーバーしてしまいましたが、妥協するところは妥協し、納得して購入することができました。

 

 実際に住み始めてからは、おおよそ想像通りではありましたが、いくつか想定外こともありました。例えば、日差しを確保するために、リビングには上のほうに大きな窓を設置しましたが、想像以上に光を取り込み暑いくらいです。ただ日当たりが悪いよりはましなので、贅沢な話だとは思っています。また光の確保という意味では2階の吹き抜けの階段を登り切った天井にも出窓を設置しましたが、想像以上に上手く光を取り込んでくれ、設置して正解だったと思っています。

 

 一番の想定外は、玄関とリビングとの繋がりに壁やドアを一切作らなかった構造にあります。リビングからは玄関や2階への階段が丸出しです。これはリビングを広く見せるためにデザイナーから提案いただき採用した構造でした。しかしこの作りによって、冬場は玄関からの冷気でとても寒く、夏場も2階や玄関からの暖気で暑いリビング空間であることに、住んで初めて気づきました。リビングでエアコンをつけても、玄関や2階、キッチンが全て壁なしの陸続きのため、どうにも非効率感が否めません。その上、リビングは広い空間としたかったため、天井が3.7mありますので、エアコンの効きとという意味では天井高も非効率要因です。(通常は2.5〜2.7mほどかと思います。)

 

 またその他に細かい不備はいくつかありました。木造ということで、1年前後でどうしても出てくる歪みが影響して、塗装が少し剥がれたり、ヒビができたり、木造であれば避けられないような不備です。こちらに関しては、さずが大手ハウスメーカー、アフターフォローは万全だなという印象で助かりました。定期的な補償期間内に見つけた不備は、全て早急に無償対応です。(補償期間外でも無償で対応してくれました。)

 

 総合的には、後々のアフター補償を考えて大手で建てて良かったことと、家に何かこだわりがある方は、打ち合わせの手間を手間と考えず、時間をかけて注文住宅で理想のおうちを建てることをおすすめします。

暮らしやすい家づくりは、お任せの注文住宅!

ずっと前、両親に代わって家の立て直しをする時に、設計のことなどでいろいろ口出しをさせてもらえることがありました。

 

その時の私にとって重要だったことは「信仰していた教祖様の助言通りの間取りにすること」でした。

 

紹介か何かでであった教祖様に「会話のある家庭になるといいですね」といわれたことが心に残り、家相というものをいわれるがままに従いました。

 

素人が考える間取りが通ってしまったことが無謀でしたが、当時は「素晴らしいおうちができてよかったですね」といわれて嬉しかったことを記憶しています。

 

 

設計図は以前からお世話になていた工務店のおじさんが書いてきてくれたのですが、その時に暮らしていた家の間取りとあまり変化していなかったこともあり、また、台所を南に持っていくという新しい発想の教祖様の設計の方が気持ちが明るくなれることもありまして、強引に押し切りました。なぜ押しきれたのかというと、今まで家のすべてのことをしていた母の体調がくずれ何もできなくなってしまったことと、私がフリーターという立場で自由に動けたということのほかいろいろな条件が重なり、私が強く主張できる立場になってしまっていたからです。

 

家族との話し合いもたくさんしました。みんなの同意を得て、役所関係、銀行関係のこともフットワーク軽く動きました。何度も間取りを書きなおして真剣に考えました。

 

 

 

実際に使い始めて見ると、いろいろ不自由な面が感じられてきます。窓の位置が方位で限られているために部屋が暗くなったり、個室をしっかりと作ってしまったために勤務時間のバラバラの大人だけの生活になると、交流するスペースがないために会話が増えるはずだった家相の家の中が、個別の暮らしがしやすい間取りになってしまっていて本末転倒になってしまいました。また、素人の設計だったので、防災設備やセキュリティーに関することが何もなされていなかったことに気付いたのは、10年も過ぎてしまった頃でした。

 

この経験から実感していることは、注文住宅を建てるならば、希望をお伝えして、すべてをプロの方にお任せすることが一番いいということです。先日も家と土地とどちらを先に決めるかというと、家を決めてから土地を合わせる方が良いというアドバイスも耳にしました。考え方が反対だと感じたのです。

 

そんなこんなで完成してからは、引っ越し単身パックを使って速やかに引っ越しました。なんだかんだで注文住宅最高です。